よつばと!は新刊が発売されると購入する数少ない漫画の単行本です。昔は11月になるとよつばと!の新刊がでるとワクワクしていたものですが、ここ最近は3,4年に一冊出ると行ったペースになっています。(この原因はダンボーグッズがAmazonで爆売れしてしまったせいだと考えている)
よつばと!(YOTSUBA AND!)は漫画家あずまきよひこさんによる作品で、天真爛漫な少女とその父親が日常を過ごす上で起きる事件やイベントを優雅に描いている漫画シリーズ。今では数多く存在する「日常系」と呼ばれる作風の先駆けとなったこの素晴らしい作品を読み進めていくとある疑問に気づきます。
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「主人公であるよつばのお母さんは?」
読み進めていくと誰もが疑問にもつこの質問。第1話はよつばとお父さんが現在の家に引っ越してくるシーンから始まるのだがそこに母親らしき女性の姿はありません。シングルファザーなのかとはじめは思うのだがそのまま話を進めていくと会話の節々によつばと父親には血縁関係がないことが描かれています。そんなことは全く気にしないと言わんばかりに無邪気なよつばが過ごす美しい日常。内に潜む彼女の謎に満ちた出生を考えていると笑顔のよつばが余計に愛おしく見えてきます。
シンプルで奥が深いよつばと。最新刊が楽しみだーー